気軽にダイエットできると炭水化物抜きダイエットが流行っていますが、実は正しくやらないと効果が出ないばかりか、不健康な身体になってしまいます。

炭水化物ダイエットの初心者が効果を出すための7つのポイント、失敗する3つの注意点を説明します。

炭水化物抜きダイエットとは?

炭水化物とは?

炭水化物と聞いてイメージするのは『ご飯』や『パン』だと思いますが、正確には、「糖質」と「食物繊維」の総称のことです。

主に太る原因になっているのが、炭水化物に含まれている「糖質」です。

「糖質」の役割は、体内のエネルギーとして働き、最も消費するのは脳です。

「糖質」のブドウ糖(グルコース)がエネルギーになり、身体を動かす活力になります。

そして、勉強すると甘いものが欲しくなるのは、糖質が減ると脳の機能が落ちて思考力が鈍ってしまうためです。

ブドウ糖が脂肪を付ける

「糖質」のブドウ糖(グルコース)は血液に乗って体中に運ばれ、身体を動かす燃料として消費されます。

この時、消費されるエネルギーの量を『消費カロリー』と言います。

しかし、体内で消費される量を超えて炭水化物を取りすぎると、「糖質」のブドウ糖(グルコース)が体内に蓄積されて脂肪となります。

これが太る元凶です。

ダイエットの効果は?


体内に取り入れる「糖質」のことを『摂取カロリー』と言います。

この『摂取カロリー』を減らすと、体重は増えなくなります。

脂肪がつく公式は以下のとおりです。

脂肪=(摂取カロリー)ー(消費カロリー)

つまり、理論上、どれだけ多く炭水化物を食べて『摂取カロリー』を増やしたとしても、運動することで『消費カロリー』を高めれば太らないことになります。

ただ、ふつうはそんなに激しい運動をしませんよね。
家事や会社と自宅の往復ぐらいです。

それだと、摂取カロリー>消費カロリーとなり、その差は脂肪となります。

そのため、消費カロリーが低いままダイエットするには摂取カロリーを下げればいい♪

安直に考えて炭水化物の摂取を抑えると、体重は増えなくなり、さらに下がっていきます

体重が下がって喜んでいる場合じゃない!

でもここに落とし穴があります。

実は、最初に減るのは脂肪ではなく『筋肉』なんです。

筋肉は、その70%が水分でできていることをあまり知られていません。
そのため、筋肉が減ると、水分も減っていくので、体重計に乗ると楽しいぐらいにぐんぐん体重が落ちていきます。

『わ~い♪体重減ってる~♪』

なんて喜んでいる場合じゃありません。

その減った体重は、筋肉の大幅な減少です。

筋肉が落ちると、今度は代謝が下がり、消費カロリーが落ちます。

すると、体内でエネルギーを消費しきれなくなり、また脂肪として体内に蓄積されて痩せない身体に変わってしまうのです。

だから、炭水化物抜きダイエットは炭水化物の摂取を減らすことと筋トレをバランスよく行うことがポイントになります。

詳しく見ていきましょう。

効果を出す7つのポイント

お米やパンなどの主食は『減らす』

ポイントは『抜く』のはアウト!という点です。

お米やパンなどの主食を完全に抜いてしまうと、身体が『飢餓状態』と勘違いして、消費カロリーを下げて、体内に蓄積してしまい、逆に太りやすくなります。

だから、今までご飯を2杯食べていたのを1杯にするなどの『減らす』ようにしてください。

パンをお米に切り替える

今の日本人はパン食が増えているということですが、今こそお米に切り替えましょう(笑)

パンは軽いので、腹持ちが悪く食べている感じがせず、いっぱい食べてしまいます。
パンは糖質の塊ですので、その分、摂取カロリーが激増してしまいます。

要は、腹持ちを良くすればたくさん食べる必要はなくなるわけです。
そのためには重量感のある『ご飯』がベストなんです。

食事は朝、昼、晩の3回取る


お相撲さんが朝と晩しか食事を取らないというのを知っていますか?

彼らの仕事は体重を上げることです。

そのため、朝と晩だけ食べるようにすることで、体内への吸収率を高めているのです。

ということは、ダイエットのために、食べる回数を減らすと身体に蓄積されやすくなってしまいます。

学校の先生の回し者ではありませんので安心してください(笑)

毎日、食事は朝、昼、晩の3回しっかり食べましょう。

野菜の後に主食を食べる

ご飯と野菜のサラダを必ずセットで食べましょう。

そしてできれば野菜を先に食べましょう。

この仕組を少し分かりやすく説明しますと、炭水化物を摂取すると血糖値が上昇するのは知られていますが、血糖値が上昇すると、血糖値を下げようとインスリンも大量に分泌されます。

インスリンは血中のブドウ糖をどこに運ぶか知っていますか?

『肝臓』と『筋肉』です。

本来は、ブドウ糖は全身に回したいのに、インスリンのせいで『肝臓』と『筋肉』に集中的に回ってしまいます。

その結果、『肝臓』と『筋肉』は消費される量を超えて運ばれてしまい、脂肪に変わってしまいます。

そうならないためには、インスリンを出さないようにする必要があります。

インスリンを抑えるには、糖分の摂取を急増させないことです。

その方法は、野菜を胃の中に敷き詰めることです。

だから、ご飯を食べる前に野菜を食べたほうが良いのです。

20回以上しっかり噛んで食べる


なぜよく噛むことが良いのか。
消化を助けるという点もありますが、大きいのは『満腹中枢』への刺激です。

人が満腹を感じるかどうかは、噛む回数の多さで決まります。

噛む回数が多ければ多いほど、脳は『満腹になった』と勘違いします。

すると、食べる量が少なくとも満足しますので、結果的に摂取カロリーは減少します。

タンパク質は脂身の少ない赤身の肉で補う

端的に言えば、肉は、鳥の胸肉やササミに切り替えてください。

最初はパサパサして美味しくないと感じるでしょうが、慣れの問題です。

日本人が好きな『霜降り』の牛肉は脂の塊です。

タンパク質は、筋肉の元になりますので、減らす訳にはいきません。

でも、ふつうに牛肉を食べると脂肪になってしまいます。

だから、鳥の胸肉やササミにしましょう。

筋トレは週2回以上


筋トレは必ず行ってください。

しかし、ダイエットのために必要な筋トレは、筋肉を膨らませる目的とはちがいます。

週4回以上行うと、筋肉がモリモリと膨らんで大きくなります。

女性が求めているダイエットは、細くて締まった身体です。

だから週2~3回で大丈夫です。

でも、この筋トレをサボると、筋肉が減り続けて痩せにくい身体になってしまいますので筋トレは継続してください。

失敗する3つの注意点

炭水化物抜きダイエットの注意点を説明します。

第1段階:脳が働かない


炭水化物を抜きすぎると、思考力が低下します。

・仕事に集中できない
・昼間に眠たくなる
・いつも疲労感が残る

このような症状が見られたらすぐに中止してください。

このまま続けるとさらに悪化して次の段階へ進んでしまいます。

第2段階:お肌や髪が荒れてくる

炭水化物を取らなくなり体がエネルギーが足りないと判断すると、体は自動的に生命を維持するため、他の栄養からエネルギーを補おうとします。

その他の栄養とは、タンパク質です。

タンパク質は皮膚や筋肉を構成する大切な栄養です。

さらに髪の毛もタンパク質でできています。

つまり、炭水化物を過剰に抜くと、体中が栄養不足になり、肌にシワや弛みができ、髪の毛にツヤがなくなり、筋肉が老人のように細くなり、病人のようになります。

そして、この状態をさらに放置すると最終ステージになります。

第3段階:生命の危機

体で1番重要な器官は『脳』です。

脳のエネルギーは炭水化物に含まれる糖質、正確にはブドウ糖です。

ブドウ糖が足りなくなると、脳は脂肪を燃料として『ケトン体』という物質を作ります。

この『ケトン体』は、非常手段の際にはブドウ糖の代わりの役割を果たします。

しかし、この『ケトン体』はあくまで最後の非常手段です。

この状態を放置すると、血液が酸性になり、ウイルスや最近などから体を守る免疫機能が低下し、さらにガンなどの病気にかかりやすくなります。

この状態をケトーシス状態と言い、大変危険な状態です。

まとめ:炭水化物抜きダイエットは、素人考えではやらない!

炭水化物抜きダイエットは、炭水化物の摂取量の適切な減少と適度な筋トレがセットです。

どちらかがバランスを崩すと体が不健康に向かう大変危ういダイエット方法です。

婚活のためにダイエットしているのに生理不順になり妊娠できない体になると取り返しがつきません。

でも、炭水化物抜きダイエットは正しいやり方を学べば健康を維持しながらスタイルをキープできる最良の方法です。

だから、まずはお近くのパーソナルジムで一度、無料カウンセリングを受けて正しい炭水化物抜きダイエットを学びましょう。