増え続けるデートレイプドラッグの被害
つい先日、婚活サイトを悪用して出会った女性に対してデートレイプドラッグを繰り返した男の裁判が開かれました。
婚活サイトで知り合った女性に睡眠導入剤を飲ませ、性的暴行を加えた罪に問われている名古屋市中区の無職・柳澤被告(28)の裁判が28日、名古屋地裁で行われ、検察側は懲役8年を求刑しました。
起訴状などによりますと、柳澤被告は婚活サイトで知り合った女性2人に、酔い止めの薬を装って睡眠導入剤を飲ませ、性的暴行を加えた罪に問われています。
裁判で検察側は「最大摂取量の2倍の睡眠導入剤を飲ませるなど、犯行は計画的で悪質」などと懲役8年を求刑、弁護側は「示談金を支払うなど十分に反省している」と主張しました。
このようなデートレイプドラッグは、自分がしっかりしてれば大丈夫と思っているならとても危険です。
20代、30代の特に美人でもない普通女性でも、女性に縁が無い男や40代、50代の男からすると格好のターゲットにされてしまいます。
デートレイプドラッグの恐ろしさは、その薬を飲み物に入れると溶けてしまって分からない点にあります。
私の知人の女性でも、仲良くなった男性と新しくできたバーに飲みに行ったところ、しばらく飲んでいると、急に激しい頭痛と目まいがして歩けなくなったという事例があります。
彼女は、たまたまお店に別の女友達が来ていたので難を逃れられましたが、危うい事件は他にもあります。
ある女性は、1人で居酒屋で飲んでいると、隣のテーブルで座っていた男が、途中で入ってきて、意気投合して楽しくお酒をのんでいました。
しばらくして、トイレに行こうと席に立って、座席にスマホを忘れたのでトイレの扉に手をかける前にテーブルに戻ると、男が薬をお酒にいれようとしていたということもありました。
その男は慌てて店を飛び出して、手前で大丈夫でした。
彼女は勉強にはなりましたけどね、と半笑いでしたが、笑い事ではありません。
婚活サイトでのデートレイプドラッグの危険性
席を立ったほんの一瞬で薬を入れられてしまう
薬を入れて溶かされると一見分かりません。
薬品をチェックするものも売られているようですが、通常、そんなのを持ち歩いていないでしょうから、気づかない確率の方が圧倒的に高いでしょう。
30分で意識を失う
睡眠を促すドラッグを飲まされると、早ければ30分で意識を失います。
ゆっくりジワジワと眠くなるというよりも、ガクンと意識を飛ぶ感じだそうです。
手足の力も入らない感じという表現もありますので、とても危険です。
自分たちのグループが経営している個室居酒屋に連れ込み犯行に及ぶ
婚活サイトで出会った男だと、自分たちのグループが経営している個室居酒屋に連れ込んで全員がグルということもありえます。
そうなると女性1人では到底、太刀打ちできません。
婚活で出会った男からのデートレイプドラッグの防ぎ方
デートレイプドラッグの手口で一番多いのは、食事の時に、トイレにたった合間など、ほとんどが気づかないうちに飲み物に睡眠薬などを入れられることです。
だから、初対面の男性は当然として、2~3回程度しか会ったことのない男でも信用してはいけません。
具体的にどう対応すべきかを紹介します。
席を離れるときは必ず、飲み物を飲みほす
席を離れるときは、飲み物は必ず飲み干しましょう。
トイレに行っている間に飲み物に入れられるとほぼ分かりません。
逆に言えば、トイレに行く時に飲み物が無いなら薬を入れられる確率はグッと減ります。
飲みかけの飲み物を置いていかないことは、極めて重要です。
もし飲みかけのものを置いて行った場合は、薬によっては色が変わるものもあるため、色が変わっていないかをチェックしましょう。
そして、もったいないとか思わずにこぼしてしまいましょう。
トイレ中に頼んでくれたものには、手が滑ったふりをしてこぼして飲まない
万が一、トイレに行っている時に男が勝手にオーダーしてくれた飲み物がある場合は、絶対に口にしないようにしましょう。
早く飲むよう急かされたら、手の間からすり抜けて床に落としてしまいましょう。
一口、二口飲むふりをして、『なんか変な味がする』と言って飲むのを止めてもかまいません。
そこまでする必要がある?
と思うかもしれませんが、本当に薬を飲まされると手遅れなんです。
女性と男性に共通の知り合いや友人がいてもバカな男は犯行を行うことがあります。
警戒しすぎなことはありません。
お店は女性が指定して、男性に選ばせない
男に店を選ばせると、自分のグループが経営しているお店に連れ込まれる可能性があります。
特に婚活サイトだとありえます。
だから、女性が店を指定しましょう。
毎回必ずです。
悪い男ほど、
『俺のこと信用できない?』
と言ってきますので、返し言葉も覚えておきましょう。
『うちの身内に警官がいて、よくそういう犯罪を聞くから気にしないで』
と言いましょう。
警官がいると分かると大抵の犯罪者は手を引きます。
30分ごとに親や友人に連絡を取るようにして連絡が無い場合は警察に通報してもらう
理想は、定期的に親や友人に連絡を取ることです。
デートが始まる前に、
『30分ごとに連絡しないと駆けつけるって言われてるから』
と男に言っておきましょう。
これはめちゃくちゃ効果があります。
万が一にもデートレイプドラッグに遭った時の4つのやるべきこと
疑わしいと思ったらその場で即警察に『レイプされた』と通報し被害を届け出る
よく分からない、思い出せない=意識を無くしている証拠
『レイプに遭ったかも』ではなく、『レイプに遭った』とハッキリと告げることです。
警察は『被害に遭ったのかどうか分からない』という状態だと被害届を受け付けてくれなません。
被害届は後で取り消せるので、証拠を保全してもらうことが重要です。
衣服はできるだけそのままで体も洗わない
できるだけ早く忘れたいからという理由で洗いたいのは分かります。
でも、証拠を消さないことです。
そういう犯行を行う男は繰り返します。
あなた自身の心の傷をいやす方法は相手を罰することです。
だから、証拠は必ず残すようにしましょう。
いつ頃意識を失ったのかを思い出せる範囲でメモしておく
どの時点で意識が飛んだのかを思い出せる範囲でメモしておきましょう。
裁判ではどこで意識が飛んだのかも大切な情報になります。
もちろん、警察も捜査してくれますが、まずはあなた自身の記憶を忘れないようにメモすることです。
弁護士と一緒に刑事告訴を行う
刑事告訴と被害届は別物です。
刑事告訴は、相手を罰してくださいという訴えです。
女性が1人でもできますが、法律の問題が絡む上に警察も法律のプロの弁護士が来ると適当にあしらえません。
こういったデリケートな問題は弁護士と行くことが最善です。
警察の現場検証を終えた後に病院へ行き、緊急避妊と血液検査を行ってもらう
警察に事情を話し、証拠を保全した後で病院へ行きましょう。
その際、緊急避妊と合わせて血液検査を行ってもらいましょう。
24時間~36時間以内ならほぼ間違いなく血液に残留薬品が残ります。
それが決定的な証拠になります。
でも、理想は24時間以内に行ってください。
今の血液検査はとても精密なので、ほんのわずかな量でもハッキリと分かります。
髪の毛にも薬物が残る可能性はあるが、その場ですぐに証拠として残した方が確実です。
以上、見てきましたが、婚活サイトのようにお互いの身元をハッキリと証明するものが無い者同士が合うサービスは常に危険と隣り合わせです。
もちろん、真面目な出会いを求めて効率的な出会いを広げるならとても便利なサービスなんですが、やっぱりリスクはあります。
こういった被害に遭わずに真面目に出会いを求めている男性と出会いたいなら、婚活サイトよりも結婚相談所がずっと安心です。
結婚相談所は互いの身元を証明する公的な書類をちゃんと提出し、何かトラブルがあった時には結婚相談所が間に入ってくれます。
そのため、デートレイプドラッグのようなバカな犯行を行う男はいません。
安心して結婚相手を探して将来を考えられる男性と出会いたいなら、結婚相談所です。
今は20代に強い結婚相談所から30代向け、40代向けなど年齢ごとに強みのある結婚相談所があります。
まずは、どんなところかチェックしてみましょう。
結婚相談所を選ぶ時の4つのポイント
- 登録料の他に初期活動費がかかる
- 退会までの結婚相談所によって174,960円~336,600円の差がある
- データマッチング型、仲介型などの特徴がある
- 成婚料が無料が良いとは限らない
入会金がゼロ円とあるのに、登録事務手数料などの名目でお金がかかることがよくありますので、ちゃんと資料を確認しましょう。
また、20代、30代、40代、バツイチかどうかで割安になるプランが用意されていることがあります。
そういったプランは全面に出していないが、実際はあるという場合に、料金が安くなることがよくあります。
ちゃんと調べずに適当に選ぶと場合によっては20万円以上のお金を無駄にすることになります。
出会える数が多いデータマッチング型、フォローがしっかりした仲介型、その両方の良いところを残したハイブリッド型といろいろな特徴があります。
サービスを見て、よく分からなければちゃんと結婚相談所に無料相談で確認しましょう。
最後に、成婚料がゼロ円が必ずしも良いとは限りません。
成婚料がゼロ円の場合、結婚相談所は入会した人へのフォローが手薄になる場合があります。
逆に成婚料を支払う会社の場合、入会後に成婚退会してもらうためにしっかりサポートしてくれる場合もよくあります。
それは結婚相談所の担当者によって変わりますのであなた自身の目と耳でちゃんと確認してから入会を決めましょう。
何はともあれ、今回あげた5社の結婚相談所はどこも大手で経験の長い結婚相談所です。
お金を無駄にせず、絶対に結婚したいなら、間違いないところばかりです。
あとはあなたとの相性です。
だから、まずはパンフレットを取り寄せて確認し、その後に実際に足を運んで話を聞いてみましょう。
年齢が上がるに連れて残された時間は貴重になっていきますが、特に35歳以上のアラフォーは結婚までに残された時間がより一層、貴重です。
迷っているならまずは足を一歩踏み出しましょう。
何もせず期待に任せていても結婚できない現状は何も始まりません。
1日でも早くあなたが幸せな家庭を築けることを心からお祈りして、もう一度、一括して資料を請求できるサイトを掲載しておきます。